古典の日フォーラム 情報更新
第4回 古典の日フォーラム「美しき愛知」
武士は、なぜ歌を詠んだのか――愛知に受け継がれる、心をつなぐ文化
武士の世の始まりをたどるとき、私たちは「武力」に目を向けがちです。
しかし、源頼政は武人であると同時に、優れた歌人でもありました。その和歌の心は娘・二条院讃岐へと受け継がれています。
なぜ武士は歌を詠んだのでしょうか。
力だけでは、人と人をつないでいくことはできない。
歌や物語、芸能には、人の心を次の時代へ渡していく力がある。
第4回「古典の日フォーラム 美しき愛知」では、源頼政と二条院讃岐を軸に、愛知に受け継がれてきた文化の道をたどります。
特別講演は、国文学者・東京大学名誉教授の高木和子先生から
「古典和歌の世界―頼政と二条院讃岐―」をテーマに、父から娘へ受け継がれた和歌の世界をひもときます。
舞台では観世流による舞囃子「頼政」、豊橋市の魚町能楽保存会による能と能面について、そして、口上を、一宮市指定無形文化財「島文楽」と、地域で守り伝えられてきたこの大切な芸能にも出会います。
歴史を学ぶだけではなく、人は何を残し、何を次の人へ渡していくのか。
能や文楽、和歌を通して、時代を超えて受け継がれてきた人間の考えを想像し、楽しく見つめていきます。
10月31日(土)午後1時開演/名古屋能楽堂